Windows 互換を目指して開発が進められている OS。現在も 32 ビット動作になっています。


ReactOS#

https://reactos.org/

Windows アプリやドライバーが動作するオープンソース環境の OS を目指して
開発が進められているオペレーディングシステムです。
2026 年現在も 32 ビットで公開されているため、古いパソコンでも動作が可能です。

https://github.com/reactos/reactos

現在は Windows Server 2003 との互換性に重点がおかれていますが、
Windows Vista 以降の Windows NT シリーズとの互換性にも注目し開発されています。

日本語フォントはもちろん、
ReactOS に対応した日本語 IME が開発され、アプリ マネージャ に入った事により、
日本語デスクトップ環境として使用できる状態になっています。


動作環境#

2026年2月 現在の最新版 beta 5 での必要なスペックは次のとおりです。

  • メモリ - 最低 64MB、推奨 256MB
  • CPU - Pentium 以降
  • ストレージ - 最低 450MB、起動パーティション FAT16・FAT32
  • ビデオ - VGA 互換ビデオカード (VESA BIOS version 2.0 以降)

日本語環境を整えるためにアプリ・フォントをインストールし、
他にも様々なアプリをインストールして、使用する前提だと
実際にはもう少しメモリ・ストレージ容量が必要でしょう。
それでも比較的新しい機種で使用する前提であれば、
USB メモリで十分に使用できる容量になります。(特に USB3 対応機種)

スペック的に余裕がある機種では、
他の OS から VirtualBox などの環境を用いて ReactOS を使うのが良いでしょう。


インストール#

起動するとインストーラーが起動します。
言語選択に Japanese があります。J キーを押すとはやいです。
日本語表示でインストールを進められますが、
Windows と異なり、インストーラーではカタカナ表示になっています。

https://reactos.org/wiki/Boot_FreeLoader_from_GRUB

Linux などで採用されているブートローダー GRUB を用いて
ReactOS を起動できるようにするには、上を参照の上、設定して下さい。


パッケージの更新・インストール#

デスクトップにある アプリ マネージャ または
スタートメニュー(左下アイコン)の プログラム - ReactOSアプリ マネージャ より\ アプリの更新やインストールができます。

インストール済み - 更新 でアプリが更新できます。

Windows アプリは最新版だと 64 ビットで公開されていますが、
ReactOS は現在 32 ビット OS なので、64 ビットアプリは動作しません。
32 ビットである事を確認して下さい。
おおよそ Windows XP 以前のアプリだと動作する可能性がある事になりますが、
必ずしも ReactOS で動作するわけではない事にご注意下さい。


日本語環境を整える#

ReactOS アプリ マネージャ より、次をインストールします。

  • ツール - MZ-IME Japanese Input (mzimeja)
  • その他 - ReactOS CJK Font

なお、IME Japanese Input (mzimeja) と ReactOS CJK Font を統合した
ReactOS JPN Package が その他 に含まれているのですが、
2026年2月現在 ReactOS JPN Package はインストールで異常終了するので、
上記のパッケージをインストールして下さい。