BeOS を継承した OS。現在も更新されていて、主に x86 32・64 ビットで公開されています。


Haiku#

https://www.haiku-os.org/

BeOS から継承しオープンソースとして公開されています。
仕様が古いところもあり、サポートされていない部分もありますが、
一方で 32 ビットの古いパソコンでも動作が可能です。
最近日本語環境も整えられたため、日本語でまともに使える状況になっています。


動作をおすすめできる環境・おすすめできない環境#

先に 動作をおすすめできない環境 を記載すると次のケースです。

  • パソコンに SD カード挿入口が存在する(miniSD・microSD を含む)
  • ストレージに eMMC が使われている

これは 2026 年段階公開されている最新版 Beta 5 で、
SD・eMMC の対応が不完全に行われていて、
起動段階でカーネルパニックを起こす機種が存在します。
起動できたとしても eMMC はストレージとして使用できません。

また、基本的に BIOS 環境対応です。
UEFI ではインストールでブートパーティションを生成するなど考慮を要します。

64 ビット機種であれば Windows・Linux・Chrome OS Flex などを使うのが無難で、
必要なら VirtualBox 等で Haiku を動作させるのが良いでしょう。


起動で表示が真っ黒になる#

https://www.haiku-os.org/guides/troubleshooting/


起動時にカーネルパニックが発生する#

何度か exit と入力する事で続行し、起動できるかもしれません。
または、起動時に Shift を押すとブートオプションが表示されるので、
Select safe mode options から Disable ACPI を有効にして起動してみて下さい。


インストール#

https://www.haiku-os.org/get-haiku/installation-guide/

DriveSetup で Be File Systems を生成し、そのパーティションへインストールしていきます。

https://www.haiku-os.org/docs/userguide/en/applications/bootmanager.html

Haiku Boot Loader を書き込んで起動させる事ができます。
Linux を用いている場合、GRUB にメニュー追加して起動が可能です。
これらを用いず、Haiku が入っている USB メモリや CD-R を Shift 押しで起動し、
Haiku Boot Loader でインストール先のボリュームを選択して起動する方法もあります。
この方法により、他の OS が入っている GRUB などのブートローダーを破損させずに
必要に応じて Haiku を起動させる事ができます。


USB メモリなどで Haiku を整える#

USB メモリなどに書き込んで起動した状態だと、そのうち容量不足になってしまいます。
そこで空き領域に Haiku を再インストールしてまともに使用できるようにできます。
最新環境であれば USB3 対応の USB メモリや SSD などを使用し、
接続して Haiku をする事が可能です。

インストーラー を起動し、パーティションの設定.., を選択、
DriveSetup で空き領域に Be File System を生成します。
この時ボリューム名は使用されている Haiku 以外にして下さい。

インストーラーに戻って Haiku から生成したパーティションへインストールします。
インストールが終わったら再起動しますが、起動する段階で Shiftr キーを押しておきます。

Haiku Boot Loader が起動するので、「Select Boot volume」が
生成したボリューム名になっている事を確認し、Haiku だったら変更して起動して下さい。

起動後 DriveSetup で元のパーティション Haiku を削除します。
デスクトップに生成したボリューム名が Haiku の代わりに表示されていますが、
「名前の変更」で変更できます。(これにより Haiku に戻す事ができます)


パッケージの更新#

Applecations - ソフトウェアの更新 で最新版に更新できます。

または Applecations - ターミナル を起動し、
pkgman update でも更新できます。
ソフトウェアの更新で失敗しても pkgman を使って成功する場合があります。


アプリの検索・インストール#

Applecations - HaikuDepot でアプリの検索・インストールができます。

または Applecations - ターミナル を起動し、pkgman で検索・インストールできます。

  • pkgman search ワード - 検索
  • pkgman install パッケージ - インストール

日本語入力#

はじめて起動した段階で 日本語 を選択する事で日本語表示になっています。

日本語入力は mozc が入っています。
Mozc は Google日本語入力から派生したオープンソースによる入力メソッドです。

Linux と異なり、インストールした直後で日本語入力できる状態になります。


Firefox#

Firefox と同等の派生として iceweasel が存在します。
ただし Firefox のサポートにより、64 ビット版のみ使用可能です。

Icwweasel は以前 Debian がライセンス問題により派生化していたプロジェクトですが、
Debian で Firefox がパッケージ導入されてからも
非公式パッケージの名称として使われています。


メールソフト#

Thunderbird と同等の派生として Icedive が存在します。
Firefox と Iceweasel に同じです。64 ビット版のみ使用可能です。